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Alteilの爆弾及び無課金青その他についてつらつらと。 知人にだけ通用すれば良いかなとか言う割と閉鎖的な日記

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 この世界には二種類の男が居る。

 「道半ばに在る者」 と 「進むのを止めた者」 だ。

 別に大層な事ではない。恰好をつけたつもりもない。これは間違いなく一つの真理であり、この世界の男というのはそういう風に出来ている。皆そうなのだ、一人残らず。

 前者、道半ばに在る者はポケモントレーナーと呼ばれている。彼等はそれぞれの相棒を捕まえ、育て、戦わせ、各々のやり方でチャンピオンという頂点目指してしのぎを削っている。
 だが勝者が生まれれば当然敗者も生まれる。誰もがチャンピオンになれるわけではないし、才能とか環境とか様々なものが制約となって現れる。そういった理由で頂点に立つのを諦めた男達が後者、進むのを止めた者となる。

 彼等はそれぞれの理由で、それぞれの落とし所を見つけ、やがてそこで足を止める。関所の警備員になる者、ポケモンの研究者になる者、腰を落ち着ける場も様々だ。いいところまで行った奴は、ジムトレーナーとかジムリーダーとかを職業にする。ジムについてはまた触れるが、トレーナーの腕前の審査機関だと思ってくれて良い。要するに審査される側からする側に回ったって事になるかな。社会的に認められ、羨望の眼を向けられる職なのだけど、頂点への道を諦めたという意味でなら彼等も所詮は落伍者の一例と言ってしまえるだろう。

 こう言うと、「ポケモンに興味の無い者は?」という質問が当然出てくるものだと思う。一切ポケモンに触らず生きて、会社員とか学者になった人達。彼等は確かにさっき言った二つの中には入らないと言えるだろう。でも誤解しないで欲しいのは、「それは君等の世界の理屈だ」って事だ。繰り返しになるけどもう一回書いておこう。

 僕の世界は、そういう風に出来ている。

 百に一つの例外も無く、男は誰しもチャンピオンへの道を志す。そして万に一つの例外も無く、必ず一度は旅に出る。そんな馬鹿なと思われるかも知れないし、それじゃ教育も何も無いって意見ももっともだと思う。でも、これが僕の世界のスタンダードだ。

 当然旅先で職を見つけたり、とても言えない事情なんかで帰ってこなくなる男は山ほど居る。だから国の主要な事業…ポケモンセンターとかフレンドリィショップとか、全国規模のそういったものに就いているのはほとんど女性だ。男女差別とか問題になって、最近この辺りを是正する動きも出てきてるみたいだけど…
 かくいう僕の父親も、そうやって帰って来なかった内の一人だ。今どこで何をしているのか、その辺りの事はさっぱり分からない。僕もいつかそうなるのかも知れないね。

 さて、長くなったけど事情は伝わっただろうか。それじゃ改めて。
 僕の名前は雨宮(あまみや)。そんな場所に住んでいる…少年って呼べる年の男だ。
 そして僕もご多聞に漏れず、これから旅に出る事になる。 このページのトップへ

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